「第5回アルタイ交流舎サロン」(2024年9月11日)終了

9月11日(水曜)、「第5回アルタイ交流舎サロン」を無事、開催いたしました。

 

今回のテーマは「スライド映像でたどる 現代のシルクロードにロマンを求めて100日間の旅」でした。

 

話題提供者の山森理子さんが大学院生のとき、1992年に、現代のシルクロードを100日間かけて陸路で旅された際の様子を、100枚のスライド映像を見せていただきながら、お聞きしました。

 

神戸から船(鑑真号)に乗り上海へ、そして西安。その後、敦煌、クチャ、カシュガルなどをまわって、パキスタン、インド、ネパールまで。玄奘三蔵の足跡を辿った旅でした。

 

まだ通信事情、交通事情の良くない時代に、バスなどでそれらの土地を巡られたお話はとても面白かったです。パキスタンのイスマーイール派の村に滞在された話もお聞きできて貴重でした。

 

今回のメインテーマとの関連でエジプトやシリアの写真も見せていただき、ぜひ山森さんに西アジアの話も、別の機会にお聞きしたいと思いました。

 

今回、10名の方にご参加いただきました。もともと8月27日に予定していたところ、台風10号の接近で延期し日程変更しましたので、皆さまにはご迷惑おかけいたしました。それでも来ていただいて、ありがたかったです。

 

アルタイ交流舎の次回行事は、11月2日(土曜)、シベリアの一民族、トゥバ音楽の演奏家、寺田亮平さんに、トゥバについてのお話をお聞きしながら、寺田さんが10年以上にわたって現地に通って習得されたトゥバ音楽のライブをしていただきます。詳細はあらためてお知らせいたします。どうぞお楽しみに。