3月23日(土曜)、愛知民主会館にて寺田亮平さん・寺原太郎さんのコンサート「ユーラシア、風の響く大地」を開催しました。40名を超えるお客様にお越しいただきました。ありがとうございました。
トゥバ音楽演奏家の寺田亮平さんの歌声、楽器の音を聴いていると、名古屋の都心の会議室でなくユーラシアの大草原にいるような感覚を覚えました。馬の様子や川の流れなど、その地の自然をモチーフとするトゥバの音楽に、日本人としての創作も織り込んで、遠く離れたシベリアからの風を名古屋まで運んでくるような演奏でした。
北インド古典音楽演奏家の寺原太郎さんの演奏は、その寺田さんの演奏に自然に寄り添って、音楽に深みを与えていました。寺原さんによるラーガのコーナーでは、一転して、インドの風土を感じる演奏となり、音楽は風土に根付いていて、音楽によって人はその風土を想起させられることを感じました。